皮膚科でも使われる成分が入った市販の日焼け止めの選び方【薬剤師が解説】

薬剤師コラム

思考プロセス

思考プロセス

皮膚科でも使われる成分が入った市販の日焼け止めの選び方【薬剤師が解説】


SEO設定

皮膚科でも使われる成分が入った市販の日焼け止めの選び方【薬剤師が解説】
日焼け止めの成分の違いを薬剤師が解説。紫外線散乱剤・吸収剤の特徴や敏感肌・子どもへの選び方、皮膚科でも推奨される成分入り市販品の見分け方をまとめました。
日焼け止め 成分 選び方,日焼け止め 敏感肌,紫外線散乱剤 吸収剤 違い,日焼け止め おすすめ 薬剤師,SPF PA 意味
sunscreen-ingredients-guide

※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。


日焼け止め、なんとなく選んでいませんか?

ドラッグストアに並ぶ日焼け止めの多さに迷った経験はありませんか?「SPFが高ければいい」「安いもので十分」と思いがちですが、成分の違いを知ることで自分の肌に合ったものを選べるようになります。

今回は薬剤師として、日焼け止めの成分の見方と選び方を解説します。


まずSPFとPAの意味を確認

指標防ぐ紫外線意味
SPFUVB肌が赤くなるまでの時間を何倍に延ばせるか
PAUVA+〜++++の4段階で表示

UVBは「日焼け(赤み)」、UVAは「シミ・老化」の原因になります。どちらもケアすることが大切です。

日常使いならSPF30・PA+++程度で十分。レジャーや長時間の屋外活動には**SPF50・PA++++**を選びましょう。


日焼け止めの成分は大きく2種類

① 紫外線散乱剤(物理的にブロック)

紫外線を肌の上で反射・散乱させる成分です。代表的なものに**酸化亜鉛(ZnO)・酸化チタン(TiO₂)**があります。

皮膚科でも敏感肌・乳幼児向けに推奨されることが多く、肌への刺激が少ないのが特徴です。ただし、白浮きしやすい・テクスチャーが重めというデメリットがあります。

こんな人におすすめ: 敏感肌・アトピー・赤ちゃん・妊娠中・授乳中

② 紫外線吸収剤(化学的にブロック)

紫外線を吸収して熱に変換することでダメージを防ぐ成分です。代表的なものにメトキシケイヒ酸エチルヘキシル・オキシベンゾンなどがあります。

伸びが良くテクスチャーが軽いため使用感が良い反面、一部の方にはかぶれ・刺激感が出ることがあります。

こんな人におすすめ: 普通肌・日常使い・メイクの上から使いたい方


成分表示の見方

日焼け止めの裏面の成分表示を見るとき、以下を確認しましょう。

  • 酸化亜鉛・酸化チタンの記載 → 散乱剤配合
  • 「ノンケミカル」「紫外線吸収剤不使用」 の表記 → 散乱剤のみ使用
  • 両方の記載がある → ハイブリッドタイプ(使用感と低刺激性のバランス型)

肌タイプ別おすすめの選び方

敏感肌・アトピー肌の方
紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)タイプを選びましょう。酸化亜鉛配合のものは抗炎症作用もあるため、肌荒れ中でも使いやすいです。

ビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス(花王)|軽いつけ心地で人気

アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク|汗・水に強く長時間キープ

オイリー肌・混合肌の方
ジェルタイプやさらっとしたテクスチャーのものが向いています。皮脂崩れしにくい処方のものを選びましょう。

ニベアサン プロテクト ウォータージェル(花王)|さらっとしたジェルタイプ

乾燥肌の方
保湿成分(ヒアルロン酸・セラミドなど)が配合されたものを選ぶと、日焼け止めと保湿を同時にケアできます。

アリィー エクストラUV ジェル(カネボウ)|保湿成分配合で乾燥しにくい

子ども・赤ちゃんの場合
ノンケミカルタイプが基本です。「子ども用」「低刺激」「無香料・無着色」の表記があるものを選びましょう。

サンホワイトシルキー(日興リカ)|酸化亜鉛配合・低刺激で子どもにも


日焼け止めを正しく使うための3つのポイント

① 外出30分前に塗る
塗ってすぐ効果が出るわけではありません。外出の少し前に塗ることで、成分が肌になじんで効果を発揮します。

② 2〜3時間ごとに塗り直す
汗・皮脂・摩擦で落ちるため、こまめな塗り直しが必要です。スプレータイプはメイクの上からでも使いやすいです。

③ 量をケチらない
日焼け止めはSPF・PAの数値通りの効果を出すために、適切な量(顔全体に500円玉大程度)を塗ることが重要です。薄塗りでは効果が半減します。


まとめ

成分タイプ特徴向いている人
散乱剤(酸化亜鉛・酸化チタン)低刺激・白浮きしやすい敏感肌・子ども・妊娠中
吸収剤使用感◎・刺激になる場合も普通肌・日常使い
ハイブリッドバランス型幅広い肌タイプ

日焼け止めは「SPFの数字だけ」で選ぶのではなく、成分・肌タイプ・使用シーンに合わせて選ぶことが大切です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました