産後の肌荒れ・シミが悪化する理由と対策【授乳中でも使えるスキンケア】

薬剤師コラム

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産後、肌の調子が急に悪くなった…それ、ホルモンのせいかもしれません

「妊娠中は肌がきれいだったのに、産後から急に肌荒れがひどくなった」「シミが増えた気がする」という声は、育児中のママからよく聞きます。

これは手抜きでも加齢でもなく、産後のホルモンバランスの急激な変化が原因です。正しいケアを知ることで、産後の肌トラブルは改善できます。元病院薬剤師として、産後の肌と向き合う方法をまとめました。


産後に肌が荒れる3つの理由

理由① 女性ホルモンの急激な低下

妊娠中は「エストロゲン」というホルモンが大量に分泌され、肌のハリ・潤いを保つコラーゲン生成が活発になります。しかし出産後はこのホルモンが急激に減少するため、肌の水分保持力が一気に落ちます

乾燥・くすみ・ニキビ・シミが悪化するのはこのためです。

理由② 睡眠不足と疲労の蓄積

肌の修復は主に睡眠中に行われます。新生児育児では細切れ睡眠が続くため、肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れてシミやくすみが定着しやすくなります。

理由③ 紫外線対策がおろそかになりがち

育児中は外出時の日焼け止めを塗り忘れたり、スキンケアに時間をかけられなかったりすることが増えます。産後はメラニン色素が活性化しやすい状態でもあるため、紫外線対策をサボるとシミが一気に増えます


授乳中に使える・使えない成分

スキンケア成分の中には、授乳中に注意が必要なものがあります。

授乳中でも基本的に使いやすい成分

成分効果
ヒアルロン酸保湿
セラミドバリア機能回復
ナイアシンアミド美白・毛穴ケア
ビタミンC誘導体美白・抗酸化
グリセリン保湿
アラントイン肌荒れ修復

授乳中に注意が必要な成分

レチノール(ビタミンA誘導体)
アンチエイジング効果が高い成分ですが、妊娠中・授乳中は使用を避けることが推奨されています。

高濃度のサリチル酸
ニキビケアに使われますが、高濃度のものは授乳中の使用について医師・薬剤師に相談しましょう。

⚠️ 心配な場合は使用前にかかりつけの医師や薬剤師に確認してください。


症状別おすすめスキンケアと市販品

乾燥・肌荒れがひどいとき

産後の肌は水分・油分ともに不足しがちです。セラミドやヒアルロン酸配合の保湿アイテムを中心にケアしましょう。

ハダラボ 極潤ヒアルロン液(ロート製薬)|ヒアルロン酸4種配合・プチプラで続けやすい

セラヴィ モイスチャライジングローション(CeraVe)|セラミド3種配合・皮膚科医推奨ブランド・低刺激

シミ・くすみが気になるとき

産後のシミには、メラニン生成を抑えるビタミンC誘導体やナイアシンアミド配合のアイテムが効果的です。

メラノCC 薬用しみ集中対策美容液(ロート製薬)|ビタミンC誘導体配合・ドラッグストアで手軽に購入可能

ランシーノ 薬用ホワイトニングエッセンスEX II(第一三共ヘルスケア)|トラネキサム酸配合・薬用美白美容液

ニキビ・毛穴が気になるとき

産後ホルモンバランスの乱れで皮脂分泌が増え、ニキビができやすくなります。ナイアシンアミド配合アイテムは皮脂コントロールにも効果的です。

オレイ トータルエフェクツ 7in1 美容液(オーレイ)|ナイアシンアミド配合・毛穴・くすみ・保湿を一本でケア

紫外線対策(毎日必須)

産後のシミ予防で最も重要なのが紫外線対策です。育児の合間でも続けやすい軽いテクスチャーのものを選びましょう。

ビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス(花王)|みずみずしいテクスチャーで毎日使いやすい・SPF50+・PA++++


産後ママの時短スキンケアルーティン

忙しい育児の合間でも続けられる、シンプルなケアを紹介します。

朝(3分)
洗顔 → ハダラボ 極潤ヒアルロン液(保湿) → ビオレUV(日焼け止め)

夜(5分)
クレンジング → 洗顔 → 化粧水 → メラノCC美容液またはトランシーノ → 乳液またはクリーム

ポイントは**「保湿」と「紫外線対策」を毎日続けること**。高価なアイテムより、続けられるシンプルなケアのほうが効果的です。


産後のシミ・くすみ対策で意識したいこと

①紫外線対策を毎日行う
シミの原因の大部分は紫外線です。育児中でも日焼け止めを毎朝塗る習慣をつけましょう。

②ビタミンCを内側から補う
ビタミンCはメラニン生成を抑え、コラーゲン合成を助けます。食事(柑橘類・ブロッコリー・パプリカ)やサプリで補いましょう。

ディアナチュラ ビタミンC(アサヒグループ食品)|1日2粒・続けやすいプチプラサプリ

③睡眠の質を上げる工夫を
授乳期は長時間睡眠が難しいですが、パートナーと協力して少しでもまとまった睡眠を確保することが肌にも体にも大切です。


まとめ

産後の肌荒れ・シミ悪化は、ホルモン変化・睡眠不足・紫外線対策の不足が重なって起こります。

「産後だから仕方ない」と諦めず、授乳中でも使える成分を選んで毎日の保湿と紫外線対策を続けることが、産後肌を立て直す一番の近道です。

お悩みおすすめアイテム
乾燥・肌荒れハダラボ 極潤セラヴィ
シミ・くすみメラノCCトランシーノ
ニキビ・毛穴オレイ美容液
紫外線対策ビオレUV

スキンケアを丁寧にする時間が、自分を大切にする時間にもなります。忙しい毎日の中でも、少しずつ取り入れてみてください。

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