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妊娠中・産後は体の変化が大きく、「もっと早く買っておけばよかった」と思うものがたくさんあります。
元病院薬剤師で2児の母である私が、実際に使ってよかったもの、薬剤師目線で自信を持っておすすめできるものを4つに絞りました。あれもこれもと揃える必要はありません。まずはこの4つを押さえておけば安心です。
1. 葉酸サプリ(妊娠前〜妊娠初期)
葉酸は、赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクを下げるために重要な栄養素です。厚生労働省は、妊娠を計画している女性に対して、妊娠1か月以上前から妊娠3か月までの間、食事に加えてサプリメントなどから1日400μgの葉酸をとることを勧めています。
ポイントは「食事に加えて」という部分です。食品に含まれる葉酸は体への吸収率が低めなので、吸収されやすい形の葉酸をサプリで補うことが推奨されています。
💊 薬剤師ポイント
葉酸サプリを選ぶときは、ビタミンAの量もチェックしてください。妊娠初期にビタミンA(特にレチノール)をとりすぎると、赤ちゃんへの影響が心配されます。マルチビタミンタイプの葉酸サプリは、ビタミンAが入っていないか、量が控えめなものを選びましょう。
また、妊娠がわかってから飲み始めても遅くはありません。気づいた時点から始めてください。
2. 円座クッション(産後の会陰ケア)
出産後は、会陰切開や裂傷の傷が痛んで、座るのがつらい時期があります。円座クッションは、傷のあたる部分が浮くドーナツ型なので、座るだけでかなり楽になります。
私は入院中に「持ってくればよかった」と後悔しました。退院後も授乳や食事で座る時間は長いので、出産前に準備して入院バッグに入れておくのがおすすめです。
選ぶときは、中央の穴が大きすぎず、ほどよい硬さのものが使いやすいです。カバーが外して洗えるタイプだと、産後の悪露で汚れても安心です。
3. 抱っこ紐(新生児から使えるタイプ)
産後の毎日で、いちばん使用頻度が高いのが抱っこ紐です。寝かしつけ、家事、外出と、ほぼ毎日使います。
購入するなら、新生児から使えるタイプを選ぶと、買い替えずに長く使えます。インサート(新生児用の補助パーツ)が必要かどうかは商品によって違うので、購入前に確認しておきましょう。
エルゴベビーのOMNI Breezeは、メッシュ素材で通気性が良く、赤ちゃんも抱っこする側も蒸れにくいのが魅力です。子どもは体温が高いので、夏場の抱っこでは特にありがたさを感じました。
4. 骨盤ベルト(産後)
出産で緩んだ骨盤まわりを支えるのが骨盤ベルトです。産後は抱っこや授乳で前かがみの姿勢が増えるので、腰への負担を感じる方も多いです。
トコちゃんベルトは、助産師さんにすすめられることも多い定番の骨盤ベルトです。サイズ選びが大切なので、購入前にヒップサイズを測っておきましょう。
💊 薬剤師ポイント
帝王切開で出産した方は、傷の状態によってベルトを使い始める時期が変わります。使い始める前に、医師や助産師に確認してください。
そのほか、あると便利だったもの
上の4つのほかに、マタニティブラ(ワイヤーなしで締め付けの少ないもの)や、使い捨ての母乳パッドも、あると助かりました。どちらもサイズ感や肌ざわりの好みが分かれるので、マタニティ用品店や産院の売店で実物を見て選ぶのがおすすめです。
まとめ
| グッズ | 使う時期 |
|---|---|
| 葉酸サプリ | 妊娠前〜妊娠初期 |
| 円座クッション | 産後すぐ〜 |
| 抱っこ紐 | 新生児〜 |
| 骨盤ベルト | 産後〜 |
妊娠・出産は、準備が早いほど心に余裕が生まれます。全部を一度に揃えなくても大丈夫です。必要な時期に合わせて、少しずつ準備していきましょう。
受診勧奨: 妊娠中・産後の体の不調は、かかりつけの産婦人科にご相談ください。。


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